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アレルギーの正しい治療法 [病気]

 アレルギー科の医師が、関連学会の定める指針と違う
治療をしている実態があるという結果を、厚生労働省の
研究班がまとめたそうです。

 具体的には、次のような実態となっているそうです。

(1)食物アレルギー
  正しい処方は、呼吸困難などの発作があった患者に、
 医師はショックを和らげる注射薬「エピペン」を処方します。
  発作時には患者や家族が打ちます。
  これに対して、エピペンを処方しない医師が51%も
 いるそうです。
  また、指針では、鶏卵アレルギーの患者に鶏肉を食べる
 ことまで禁止してはいませんが、医師の4%は鶏肉も禁止
 していました。

(2)アトピー性皮膚炎
  正しい処方は、塗り薬のステロイドはすり込まず適量を
 覆うように伸ばすことが推奨されています。これに対して、
 できるだけ薄く伸ばして塗るように指導していた医師が
 23%いたそうです。
  また、指針ではアトピー患者にせっけんの使用を禁止
 してはいませんが、医師の8%が入浴時のせっけんの
 使用を禁止していました。

 こうした事実は、アレルギーにはアトピー性皮膚炎や
喘息、花粉症など多種多様な病気があるため、これらの
全てに精通した医師が少ないことがその要因の一つでも
あります。

 ですから、私たち患者としても医師の言うことを100%
信用するのでなく、念のためネットで調べてみる努力が
必要かも知れませんね。

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子どもの睡眠障害 [病気]

今日1月8日のNHKテレビ「クローズアップ現代」で、子どもの睡眠障害に
ついて特集していました。

理想的な睡眠時間は、小学生で10時間、中学生、高校生で9時間程度だと
言われていますが、実際の睡眠時間はクラブ活動や塾、お稽古ごとなどで、
これよりずっと少ないそうです。

そして、こうした生活を続けていると「概日リズム睡眠障害」という睡眠障害を
引き起こし、朝起きれなくなってついには不登校になってしまいます。

これは、本来寝るべき時間帯に起きていることによって、体のリズムが崩れて
脳が過労状態となり、また自律神経も失調状態となることで、睡眠不足に
なるのだそうです。

昨年、不登校の子どもが6年ぶりに増加し12万人に上るそうで、3人に1人は、
不登校のきっかけが「睡眠など生活リズムの乱れ」だということです。

つまりそれほどまでに子どもにとって睡眠が大切だということです。

番組では、全国でも珍しい子どもの睡眠に特化した兵庫県の病院「兵庫県立
リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター」を取材して
います。

睡眠に悩む子どもの患者数は年々増えて、今では年間のべ3700人に上るとか。
そしてその多くは不登校を経験しているそうです。

最初に述べた、「概日リズム睡眠障害」と診断される子供たちの特徴ですが、
夜遅くまで続けられている塾や部活動にのめり込んでしまう子どもが多いと
いうことです。

人は本来、夜になると脳の中で眠りを促すホルモン、朝になると目覚めの
ホルモンが分泌されるそうですが、「概日リズム睡眠障害」の子どもの場合は、
分泌されるリズムが後ろにずれ、夜に眠りのホルモンが足りないために眠れ
なくなり、朝は起きられなくなってしまうわけです。

番組では、子どもの睡眠障害を防ぐ自治体ぐるみの取り組みを紹介して
いました。その自治体は福井県の美浜町です。

「眠育」として、子どもの睡眠時間を管理し、睡眠不足に陥っている子どもの
親に対して、改善のための指導をするなどの対策を徹底しています。

あなたの子どもの睡眠時間、足りてますか?


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肺炎球菌ワクチン [病気]

 高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンが、10月1日から定期接種化されました。

 定期接種というのは、国が接種を勧める予防接種のことで、国による費用の一部
負担が制度化されたことになります。

 現在、肺炎球菌ワクチンとしては2種類あって、従来から使用されてきた23価ワクチン
(23種の亜種をカバー)と、新たに成人にも認可された13価のワクチンですが、今回
定期接種の対象となるのは23価のワクチンです。

 一口に肺炎球菌と言っても、90以上の亜種があり、このうち感染の原因となることの
多い23種の亜型をカバーしていたのが、23価のワクチンです。

 しかし、このワクチンは5年間で効果が弱くなるので、5年後に再接種する必要があります。

 一方、13価のワクチンは、効果が持続するように処理されていますが、対応する亜型は
少ないということです。

 この2つのワクチンをどのように接種するのがベターなのか、まだ結論は出ていません。

 肺炎球菌は何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い
合併症を起こすことがあります感染すると死に至ることもある結構恐ろしい病気ですので、
実家のお父さんやお母さんが65歳以上なら、定期接種を勧められたらと思います。


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高脂血症 [病気]

 高脂血症は、2007年に日本動脈硬化学会が公表した「動脈硬化症疾患者
予防ガイドライン2007年版」で、「高コレステロール血症」と「高脂血症」を総称して、
「脂質異常症」という呼び方に変わりました。

 脂質異常症は、血液中に溶け込んでいる脂肪分が多すぎて、
血液がどろどろになり、血液循環が悪くなっている状態を
示しています。

 この脂質異常症のスクリーニングのための診断基準には、
3つのタイプがあります。それは、

①LDLコレステロールが多いタイプの高LDL-コレステロール血症
②HDLコレステロールが低いタイプの低HDL-コレステロール血症
③中性脂肪が多いタイプの高トリグリセライド血症 

に大別され、どのタイプの脂質異常かによって、治療法も異なります。

 こうした症状のない病気を早期に発見するには、定期的に健康診断で
調べるしかありません。

 ですから、少なくとも年1回は検査前日の高脂肪食や高カロリー食、
飲酒を慎み、早朝空腹時の血液検査から血清脂質の測定を実施して、
自分の体の状態を把握すべきだと思います。


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におい玉 [病気]

 今日のNHKテレビ「ためしてガッテン!」で、「におい玉」について
放送してましたが、見ましたか。

 「におい玉」の正式名称は「濃栓(のうせん)」と言うらしいですが、
口の中の扁桃(へんとう)にできます。

 咳をした時などに飛び出してきて、つぶすとむちゃくちゃ臭いそう
です。(だから「におい玉」というのですね。)

 扁桃というのは、リンパ組織で、外から口の中に侵入してくる細菌
から体を守る防波堤、免疫機関ですが、細菌による攻撃がズーッと
続いて、扁桃にいるT細胞が疲れてしまうと、逆に体の中の他の
リンパ組織を攻撃する指令を出すようになってしまうそうです。
 その結果、腎臓病などの思い病気を患ってしまいます。

 「におい玉」というのは、この扁桃のT細胞に攻撃されて死滅した
細菌の死骸の塊だということですが、1mmのにおい玉の中に、
1~2億個の細菌がいるのだそうです。何ともおぞましいですね。

 で、このにおい玉ができる原因ですが、それは口呼吸だそうです。
口呼吸になる原因としては、口輪筋の衰退やクセがあるそうですね。

 私も、花粉症の季節には、鼻が詰まって口呼吸になる時がある
ので、注意しないといけないなと思いました。

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