SSブログ
スポンサードリンク


子どもの睡眠障害 [病気]

今日1月8日のNHKテレビ「クローズアップ現代」で、子どもの睡眠障害に
ついて特集していました。

理想的な睡眠時間は、小学生で10時間、中学生、高校生で9時間程度だと
言われていますが、実際の睡眠時間はクラブ活動や塾、お稽古ごとなどで、
これよりずっと少ないそうです。

そして、こうした生活を続けていると「概日リズム睡眠障害」という睡眠障害を
引き起こし、朝起きれなくなってついには不登校になってしまいます。

これは、本来寝るべき時間帯に起きていることによって、体のリズムが崩れて
脳が過労状態となり、また自律神経も失調状態となることで、睡眠不足に
なるのだそうです。

昨年、不登校の子どもが6年ぶりに増加し12万人に上るそうで、3人に1人は、
不登校のきっかけが「睡眠など生活リズムの乱れ」だということです。

つまりそれほどまでに子どもにとって睡眠が大切だということです。

番組では、全国でも珍しい子どもの睡眠に特化した兵庫県の病院「兵庫県立
リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター」を取材して
います。

睡眠に悩む子どもの患者数は年々増えて、今では年間のべ3700人に上るとか。
そしてその多くは不登校を経験しているそうです。

最初に述べた、「概日リズム睡眠障害」と診断される子供たちの特徴ですが、
夜遅くまで続けられている塾や部活動にのめり込んでしまう子どもが多いと
いうことです。

人は本来、夜になると脳の中で眠りを促すホルモン、朝になると目覚めの
ホルモンが分泌されるそうですが、「概日リズム睡眠障害」の子どもの場合は、
分泌されるリズムが後ろにずれ、夜に眠りのホルモンが足りないために眠れ
なくなり、朝は起きられなくなってしまうわけです。

番組では、子どもの睡眠障害を防ぐ自治体ぐるみの取り組みを紹介して
いました。その自治体は福井県の美浜町です。

「眠育」として、子どもの睡眠時間を管理し、睡眠不足に陥っている子どもの
親に対して、改善のための指導をするなどの対策を徹底しています。

あなたの子どもの睡眠時間、足りてますか?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

livedoor Readerに追加
My Yahoo!に追加
Googleに追加

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。