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子宮筋腫内視鏡手術 [病気]

 少し前の新聞に、多くの女性の方が悩んでいる子宮筋腫の手術で、内視鏡を使った手術ができなくなる恐れが出てきたと書かれていました。
 発端は、ガンが隠れていた場合に、筋腫を細かく切る際に装置が誤ってガンを切り刻んでしまい、転移する可能性があるということで、アメリカが使用を控えるよう求めてきたためです。

 この装置は、「モルセレーター」というカッターで、筋腫を細かくして吸い取ります。 日本では、筋腫とガンの判別は精度の高いMRI検査が普通であり、誤ってガンを切り刻む恐れはないということですが、この装置は消耗品で現在販売停止になっているため、在庫がなくなれば内視鏡手術ができなくなる訳です。

 日本産科婦人科内視鏡学界では緊急に会議を開催し、調査委員会を立ち上げてわが国での状況を早急に調査すると同時に、ガイドライン作成に向け鋭意努力をすることとしています。
 また、今後の電動モルセレータの使用に関しては、悪性の除外診断に最大限努めること、診断不可能な悪性病変のリスク及び予後を悪化させるリスクに対してインフォームドコンセントを得ることを再確認しています。

 女性にとって子宮筋腫は身近な病気ではありますが、成人女性の1~2割が重い症状に苦しめられているというデータもあるそうなので、 今回の件がこうした女性にとってより良い方向に向かうことを期待したいと思います。

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