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ニセ手紙事件 [ニュース]

 先日、JTB中部の社員が、バスの手配を忘れていたのをごまかすため、バスを手配した高校宛に、「明日の遠足は行きたくない。もし、決行されるなら僕は消えます・・・・」と、生徒が自殺をほのめかす内容の手紙を送ったというニセ手紙事件がありました。学校側が生徒に確認するとだれもそんな手紙は書いてない、翌日予定の時間になってもバスは来ない、JTBに連絡するとバスの手配を忘れていた。そんな顛末でしたが、このニュースを聞いてこの会社のCSR(corporate social responsibility;企業の社会的責任)教育はどうなっているのかなと、疑問に思いました。

 私が勤めていた会社でも、その昔CSR教育が不十分で新聞紙上をにぎわしたことがあったのですが、その事件以降きっちりとCSR教育を継続しています。そのためもあって、それ以降同様な事件は未発生で、また日常業務においても、CSRに根ざした考え方が徹底されています。

 企業の社会的責任というのは、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすることですが、今回のJTBのケースの場合どのような対応をとるべきだったのか少し考えてみました。

 まず、JTB中部の社員の人はバスの手配を忘れていたことに気づいた時点で、にせ手紙を書くのではなく上司に連絡して何とかバスの手費ができないか努力するべきでした。結果的にバスの手配ができなかったら手配を依頼した学校にお詫びして旅行を延期して貰うと共に、プレス発表なりをして社会に自分の不始末を公表すべきだったと思いますね。へたにミスを隠そうとして、悪い意味での事件になってしまいましたし、当該社員は警察に逮捕されてしまいました。

 何れにしても、今の社会は隠し事が露見した時の社会的悪影響がバカになりませんから、常に真実の情報を発信し続けるということが一番重要だと思います。

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