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新型出生前検査 [医療情報]

 今日のNHKTVの「クローズアップ現代」で、日本での導入から1年となる「新型出生前検査」について特集していました。この1年間で、比較的高齢出産の人を中心に日本全国で8000件の出生前検査が行われたみたいですね。

 この新型出生前検査の流れについて簡単に説明すると、血液検査でダウン症症候群や13、18、21トリソミーについて陽性反応が出た場合、羊水検査を行って最終的な検査結果を妊婦に伝えるという流れになります。

 この1年の中での検査を通して明らかになってきた新たな課題として、妊婦が羊水検査の結果を踏まえて産むのか中絶するのかの判断をする際の、医師のカウンセリングが十分に機能していないということです。
 つまり医師は、検査結果を医学的見地から説明はできるものの、産む、産まないという判断の参考となるアドバイスが十分でないということのようです。

 中絶が認められるのは妊娠22週目までですので、短い期間の中で非常に重い選択をしなければいけない中で、それをサポートする体制が日本ではまだ十分でないということです。
 番組の中で、ドイツの例が紹介されていました。ドイツでは相談員の制度が整備されているということで、妊婦が産む、産まないの判断する際のアドバイスが貰えるようです。

 日本でもこうした制度が早く整備されることが必要だというのが、番組を見た感想です。
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