ペロブスカイト太陽電池

　ペロブスカイト太陽電池は、日本で生まれた新型の太陽電池で、
材料を基盤に塗ることで簡単に作れ、曲げたり半透明にできることが
特徴です。

　今世界の研究者に注目され、実用化に向けた研究が加速して
います。発明から5年経って性能も大幅に向上しました。

　「ペロブスカイト」というのは、結晶構造の一種で発見者のロシア人学者
ペロブスキーにちなんで名づけられたものです。

　太陽電池の性能は、「変換効率」で表しますが、現在主流のシリコン
太陽電池で２５％程度で、新型の電池は開発当初３．８％だったものが、
現在の最新の研究成果では２０．１％にも達しています。

　正に未来の太陽電池ですね。

　ただ、課題もあって、一つは湿気に弱いという材料の耐久性の問題と
もう一つは人体に有害な鉛が微量含まれていることです。

　今後の更なる研究開発、実用化に期待したいですね。

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