病気にならない運動法

　世の中には、いろんな健康に関する書籍やネット情報が
氾濫していますが、中には根拠のない情報もたくさんあるので、
ネットの情報をまるまる１００％信用するのは危険です。

　そんな情報の中で、運動に関するものがあります。

　健康のためには運動する方が良いというのは、皆さんも
聞いたことがあると思いますが、そうだからと言って、
運動なら何でも良いということではなく、間違った運動を
続けると逆に健康に悪影響を当たるることもあるそうです。

　では、その「病気にならない運動法」ですが、

１．１日に８千歩以上を歩き、中強度の運動を２０分以上
　　やれば、だいたいの病気の予防となる。

２．「中強度の運動」は年齢によって異なり、

　　・２０歳代から３０歳代は、エアロビックダンス、
　　　ソフトボールや野球、スイミング、１０分以下の
　　　ジョギング、室内運動、アイススケート、自転車、
　　　ウェイトリフティングなど。

　　・４０歳代から５０歳代は、水中ウォーキング、
　　　太極拳、卓球やバレーボール、ゴルフや
　　　バトミントンなど。

　　・６０歳以上なら、ダンス（マンボ、チャチャチャ、
　　　ワルツ、スロー）、ゴルフの打ちっぱなし、
　　　サーフィン、ボーリング、軽度のウェイトリフティング
　　　など。

　これは、「中之条の奇跡」とも呼ばれている、
群馬県中之条町の６５歳以上の全住民５０００人を
１０数年にもわたり、追跡調査した実験の結果に
基づくものです。

　ですから、１日１食とか糖質カットとかいった類の健康法は、
逆に不健康になる可能性があるので、やめた方が賢明です。

　もちろん、個人差はありますので、自分に合った運動法を
見つける必要がありますが、その選定に当たっての
基本的な考え方は、無理なく継続できるかということです。

　それを考えるのが難しいと思われる方には、一番簡単な
方法として、「充分なウォーキング＋早めに歩く運動を１日に
合計２０分以上」をおすすめします。

　ジョギングとか（時速８キロ以上）は、やはり、身体に悪い
影響を与えることになるので、健康目的ならあまり
おすすめできません。

　でも、好きでジョギングをやる分には止めませんので、
存分にどうぞ。

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