火災保険 水害と家財の補償

　この夏各地で豪雨が発生し、川の増水による冠水や土砂崩れによる災害が発生しています。 被害に遭われた方には、心よりお見舞いします。

　そんな災害で蒙った被害を少しでも救済してくれるのが、保険です。 住宅の場合は火災保険、自動車の場合は車両保険ですね。

　火災保険は、その名称から火災の時しか補償してくれないと思っている方もおられると思いますが、 基本的に住宅にかかわる損害全般の保険です。

　一般的な火災保険の主な補償内容は、 火災、地震、水災、風災、落雷、爆発、雪災、雹災、水漏れ、家財などです。

　このうちで、今の日本における確認のポイントは、「水災」と「家財」でしょうか。

　台風や暴風雨などによって発生する洪水や高潮、土砂崩れなどの被害は、「水災補償」をつけていないと補償されません。

　また、家具・家電、衣類などを全部自費で買い直すとなるとかなりの額になります。「家財」にも忘れずに加入しておくことをおすすめします。

　なお、賃貸住宅に住んでいる人は、建物の火災保険については大家さんが加入しますので、加入する必要はありませんが、家財の火災保険には入っておいた方が良いと思います。

　自動車保険の場合は、「車両保険」です。免責金額の設定額によって、車両保険の保険料は結構変わりますので、 自分の財布と相談して、自己負担できる金額を免責金額に設定したら良いと思います。

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