ボタン電池 誤飲

　先週１８日に消費者庁長官が記者会見して、小型の電気製品やおもちゃに使われているボタン電池を乳幼児が誤って飲み込むと、重大事故につながる恐れがあると注意を呼びかけました。

　消費者庁には、２０１０年１２月～２０１４年３月までの間に、９３件のボタン電池誤飲に関連した情報が寄せられているそうです。そのうち９１件は３歳児以下の例で、１０件で入院したということです。また、２００４年には１歳３ヶ月の男児が死亡した例があるということです。

　このような事故がなぜ起こるかということですが、一番の問題は乳幼児の親がボタン電池の危険性を認識していないということです。

　ボタン電池を誤って飲み込むと、たいていの場合食道に引っかかります。普通はここで気づいて病院に連れて行くと思いますが、そのま放っておくとボタン電池の電気分解が起きてわずか一時間ほどで潰瘍になる危険性があるとのことです。

　小さいお子さんをお持ちのお母さんやお父さん、ボタン電池の取扱にはくれぐれもご注意下さい。

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