２億円の犬

　少し古いニュースですが、中国東部・浙江（Zhejiang）省で3月18日に行われた高級ペットの見本市で、超大型犬のチベタン・マスティフの幼犬が、1200万元（約2億円）で売却されたと、地元紙が報じていたそうです。犬の売却額としては、世界最高額だろうということです。同じ見本市では、別のチベタン・マスティフも600万元（約1億円）で売れたということなので、富の象徴として購入したのでしょうか？

　そもそも、なんでこの犬がこんなに高いのかということですが、保護動物に指定され頭数そのものが少ないのがこんなに高くなる要因の一つのようです。

　チベタン・マスティフってどんな犬なのかということですが、大きさ（肩高）：66cm~76cm、重さ：70kg~90kgにもなる超大型犬で、グレードが上がると体重100kgを余裕で超すそうです。主人への忠誠心が強く、外敵に対しては勇敢に戦う犬種なので、番犬、護衛犬、猟犬に優れているということです。

　でも日本では、その住宅事情からチベタン・マスティフを飼えるところは少ないのではないでしょうか。

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