乾燥注意報

　先日の雨で一息ついた感がありますが、今年は平年に比べて異常に雨が少ないんだそうです。そのため、日本各地で火災が起こっています。山火事も、先日の栃木県とか最近では大分県の別府とか、空気が乾燥しているので、一旦火が出るとなかなか消火が難しいようです。乾燥注意報もあちこちで出てますね。

　この乾燥注意報ですが、湿度何％以下で発令されるのか知っていましたか？実は、皆さんが住んでいる地域によって、変わって来るそうです。
　例えば東京都23区では「最小湿度25%で実効湿度50%」、大阪市では「最小湿度40%で実効湿度60%」、仙台市では「①最小湿度45% 実効湿度65%で風速7m/s以上②最小湿度35% 実効湿度60%」などとなっていると、あるサイトで見かけました。

　この最小湿度というのは、1日で最も湿度の値が少なくなったとき（乾燥したとき）の値で、普通は大体気温が最も上昇するお昼過ぎに観測されます。
　また実効湿度というのは、木材の乾燥具合を表すもので、当日だけでなく前日や、前々日などの湿度を平均したものです。

　自分の住んでいる地域の乾燥注意報の発令基準を知っておいても悪くはないのではと思います。

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